
漫才コンビ「ナイツ」塙宣之さん、サッカー日本代表の中村敬斗選手、文化とスポーツ分野で輝く2人 我孫子市民文化スポーツ栄誉章【我孫子市制55周年記念式典】
2025/7/8
我孫子市は、7月1日、市制施行55周年記念式典を開き、漫才コンビ「ナイツ」の塙宣之さん(47)とサッカー日本代表の中村敬斗選手(24)に、文化・スポーツの活動で社会に明るい希望を与え、市の名を高めた功績を称え市民文化スポーツ栄誉章を授与しました。

文化分野で選ばれた塙さんは、市立根戸小学校卒業、10歳まで我孫子で暮らし、今も実家は市内に。2018年、市ふるさと大使に就任。昨年度まで、市の広報動画チャンネルにも出演し、市内の魅力を得意の話芸を交えて発信していた。
漫才コンビ「ナイツ」は、芸術選奨文部科学大臣新人賞などを受賞。2023年、漫才協会会長に就任、現在2期目。日本のお笑い界を牽引する存在。
漫才コンビ「ナイツ」は、芸術選奨文部科学大臣新人賞などを受賞。2023年、漫才協会会長に就任、現在2期目。日本のお笑い界を牽引する存在。


この日、塙さんは、ニッポン放送「ナイツ・ザラジオショー」の生放送が有るため、受賞会場となった我孫子市のけやきプラザの特設会場から、リモートでラジオ出演し、放送の合間をぬって、受賞式という強行スケジュールで臨んだ。
生放送の中では、この日の放送が我孫子市からのリモート出演になった理由を市の広報紙「広報あびこ(7/1号)」の表紙をスタジオに見せながら詳しく説明。同時に受賞するサッカー日本代表の中村選手について、今回、初めて会う方なので、楽しみだが、自分の笑いのパスを受け止められるか、と日本代表FWとの初対面をサッカーに例えて、スタジオの相方、土屋さんらの笑いを誘っていた。
生放送の中では、この日の放送が我孫子市からのリモート出演になった理由を市の広報紙「広報あびこ(7/1号)」の表紙をスタジオに見せながら詳しく説明。同時に受賞するサッカー日本代表の中村選手について、今回、初めて会う方なので、楽しみだが、自分の笑いのパスを受け止められるか、と日本代表FWとの初対面をサッカーに例えて、スタジオの相方、土屋さんらの笑いを誘っていた。
ニッポン放送「ナイツ・ザラジオショー」放送中に、我孫子市民文化スポーツ栄誉章の受賞報告する塙さん


式典で、挨拶に立った塙さんは「親の転勤で一時佐賀県に住み、それを歌にした兄のせいで誤解されるが、ふるさとはあくまでも我孫子。SNSも活用してよさをアピールしたい」と喜びを語った。我孫子にいっぱい人が住んでもらえるよう、アピールしたい」と話し、そのためにも「いろいろな人に我孫子の話をするのはもちろん、SNSで若い人を取り込むことも大事。(同時に受章した)中村敬斗君と我孫子は同じ。ネットを揺らすことを目標に、頑張りたい」と、しっかり会場を笑わせて謝辞を締めた。


スポーツ分野で選ばれた中村選手は、市立高野山小、我孫子中学校を卒業し、小学校低学年のころは、地元の少年サッカー団に所属。三菱養和SCジュニアユースで個人技を磨き、2018年、Jリーグガンバ大阪入団までの17年間を我孫子で過ごした。2019年、渡欧し、欧州主要リーグ開幕戦で日本人3人目の初出場・初得点 を達成。 2023年3月、サッカー日本代表に初選出、国際Aマッチに出場し、 54年ぶりの6試合6ゴールを達成。 2023年8月スタッド・ランス(フランス1部リーグ・アン)に完全移籍 2024年 欧州主要リーグで日本人初の5試合連続ゴールを達成。日本代表選手の中でも驚異的なシュートの正確さを誇り、代表FWのニューヒーローとして、W杯での活躍が期待されている存在。

中村選手はこの日、午前中、10年振りに母校の我孫子中学校をサプライズ訪問。星野市長と共に、後輩たちに受賞を報告してから式典会場へ。


中村選手は、我孫子中学では、昼休みにサッカーしたことを思い出す。我孫子の自然豊かな環境の中で、友達とサッカーをしてのびのび育った。ヨーロッパ生活は6年になるが、日本に帰国し、手賀大橋から我孫子を見るたびに、”地元に帰ってきた”と安心する」と、故郷への熱い思いを語った。
そして、来年は北中米W杯。小さいころからの夢だったW杯への出場をかなえるため、チームで結果を残し、メンバーに選ばれるよう頑張りたい」と壇上で力強く誓った。
そして、来年は北中米W杯。小さいころからの夢だったW杯への出場をかなえるため、チームで結果を残し、メンバーに選ばれるよう頑張りたい」と壇上で力強く誓った。

我孫子市民文化スポーツ栄誉章は、文化・スポーツの活動で広く市民に敬愛され、社会に明るい希望を与え、市の名を高めた市民らを表彰する目的で、1983年に制定。
これまでにプロゴルファーの青木功氏、国際アンデルセン賞作家の上橋菜穂子氏、リオ・東京パラリンピックの車いすラグビーで銅メダリストの今井友明氏ら10人が受章している。
これまでにプロゴルファーの青木功氏、国際アンデルセン賞作家の上橋菜穂子氏、リオ・東京パラリンピックの車いすラグビーで銅メダリストの今井友明氏ら10人が受章している。