マリーンズPLAYBACK2025 4月15日 サブロー監督「きょうはすごい難しいゲームでした」
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2026/11/8
4月15日。本拠地ZOZOマリンスタジアムでのファイターズ3連戦2戦目は雨中の激戦となった。「きょうはすごい難しいゲームでした」。試合後、監督インタビューのボード前に姿を表したサブロー監督は安堵の表情で「難しい」と表現した。
その後、「打ち勝ってくれて、しっかり投げてくれて、守ってくれた。本当にいいゲームだった」と評した。連敗を3でストップさせたゲームは、まさにマリーンズの意地と気迫が炸裂した内容だった。
先制し、逆転を許し、追いつき、引き離し、雨で中断をした。その中で次から次へと迷わずタクトを振るった。先発の毛利海大投手が3イニングで降板をすると2番手の八木彬投手を投入し2イニング。3番手高野修汰投手はイニングまたぎで投げ、七回二死から守護神の横山陸人投手がマウンドに上がった。
そして最後を締めたのは鈴木昭汰投手。事前にファイターズ戦用に温めていた攻めの采配だった。リードを守りきった投手陣を「彼らの執念だと思う」と指揮官は絶賛した。ファイターズ3連戦が始まる初戦の試合前から「ソロはOK」と入念に言い聞かせていた。12球団最多の本塁打を誇る相手打線の本塁打を恐れていては勝負にならない。だから指揮官はあえて「ランナーをためてからの一発でなければいい。ソロはOK」と投手陣に何度も伝えていた。そして先のゲームでサヨナラ負けを喫して涙した高野には「楽しめ」と練習中から何度も声をかけ、グラウンドに送り込んだ。
ここまで苦しんでいた打線は雨天の中、初回から爆発した。この日、1番 藤原恭大外野手。2番 西川 史礁外野手の2人を新1、2番コンビを起動させると躍動した。2人で7安打7打点。最強の攻撃軸が完成した。
「どっちが1番でどっちが2番でも構わない。でも、ちょっと四球が多い藤原を1番において西川で長打を狙うという作戦に切り替えました。理想の形になった」と説明。「日頃の鬱憤が晴れたかな」と指揮官も勇気のいる決断が結果につながったことにニンマリの活躍だ。中でも三回に飛び出した西川の今季1号同点3ランは流れの上で分水嶺となった。三回、ファイターズが一挙5得点。力技で逆転を許した。一歩間違えれば、流れは完全に相手だった中で一振りでスタジアム全体の雰囲気を一変させるライトスタンドへのアーチだった。
「あのホームランでガラッと流れを変えてくれた。ホームランの力はすごい。去年までやってきたことを今日、思いっきり出せた、本当に勝負強い子」とサブロー監督は喜んだ。
そして打線の中でもう一人、8番捕手として今季初の猛打賞を記録した佐藤都志也捕手の活躍も忘れない。「彼が打つとリードも乗る。この調子で打つ方も守る方もノリノリでやってほしい」と目を細めた。昨年12月。球団の仕事納めの日に行われたメディア対応で打のキーマンを問われた指揮官は間髪入れず、佐藤の名を挙げた。強打の捕手復活によって打線は大きな厚みが生まれ、守りの要としての貢献にも期待をしている。
七回二死からは若き抑えのエースを投入した。この場面の意図に関しては「ファイターズ打線は強い。一番長打のある右打者に一番のピッチャーを当てようと思った。ただ、基本、最後は横山。勝つためにはこういうパターンもあるというところ。終盤の一番難しい場面を横山に任せることはある」と説明した。これもこのカードの前に温めていた必殺のプランだった。
プロ5年目の八木がプロ初勝利を上げるなど多数のヒーローがいた最高のゲームだった。一方で、その中で先発の毛利は3回5失点と悔しい想いをした。「雨もあったし、マメも出来たみたいだけど、それはあえて言い訳にせず、次は頑張ってもらいたい」と指揮官はあえて奮い立たせるコメントを残した。そして「今日は久々に打ち勝てた。でも、もっともっと打てる選手たち。もっともっと勝てるチーム。もっともっと打って勝っていきたい」と力強く言い残すと踵を返し、監督室に向かった。戦いは明日もある。勝っても喜びに浸かるのは一瞬。すぐに切り替え次に向かうのがペナントレースという長丁場でのメンタルのあり方。サブロー監督は一年間、貫き通した哲学だった。
文 千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原 紀章
その後、「打ち勝ってくれて、しっかり投げてくれて、守ってくれた。本当にいいゲームだった」と評した。連敗を3でストップさせたゲームは、まさにマリーンズの意地と気迫が炸裂した内容だった。
先制し、逆転を許し、追いつき、引き離し、雨で中断をした。その中で次から次へと迷わずタクトを振るった。先発の毛利海大投手が3イニングで降板をすると2番手の八木彬投手を投入し2イニング。3番手高野修汰投手はイニングまたぎで投げ、七回二死から守護神の横山陸人投手がマウンドに上がった。
そして最後を締めたのは鈴木昭汰投手。事前にファイターズ戦用に温めていた攻めの采配だった。リードを守りきった投手陣を「彼らの執念だと思う」と指揮官は絶賛した。ファイターズ3連戦が始まる初戦の試合前から「ソロはOK」と入念に言い聞かせていた。12球団最多の本塁打を誇る相手打線の本塁打を恐れていては勝負にならない。だから指揮官はあえて「ランナーをためてからの一発でなければいい。ソロはOK」と投手陣に何度も伝えていた。そして先のゲームでサヨナラ負けを喫して涙した高野には「楽しめ」と練習中から何度も声をかけ、グラウンドに送り込んだ。
ここまで苦しんでいた打線は雨天の中、初回から爆発した。この日、1番 藤原恭大外野手。2番 西川 史礁外野手の2人を新1、2番コンビを起動させると躍動した。2人で7安打7打点。最強の攻撃軸が完成した。
「どっちが1番でどっちが2番でも構わない。でも、ちょっと四球が多い藤原を1番において西川で長打を狙うという作戦に切り替えました。理想の形になった」と説明。「日頃の鬱憤が晴れたかな」と指揮官も勇気のいる決断が結果につながったことにニンマリの活躍だ。中でも三回に飛び出した西川の今季1号同点3ランは流れの上で分水嶺となった。三回、ファイターズが一挙5得点。力技で逆転を許した。一歩間違えれば、流れは完全に相手だった中で一振りでスタジアム全体の雰囲気を一変させるライトスタンドへのアーチだった。
「あのホームランでガラッと流れを変えてくれた。ホームランの力はすごい。去年までやってきたことを今日、思いっきり出せた、本当に勝負強い子」とサブロー監督は喜んだ。
そして打線の中でもう一人、8番捕手として今季初の猛打賞を記録した佐藤都志也捕手の活躍も忘れない。「彼が打つとリードも乗る。この調子で打つ方も守る方もノリノリでやってほしい」と目を細めた。昨年12月。球団の仕事納めの日に行われたメディア対応で打のキーマンを問われた指揮官は間髪入れず、佐藤の名を挙げた。強打の捕手復活によって打線は大きな厚みが生まれ、守りの要としての貢献にも期待をしている。
七回二死からは若き抑えのエースを投入した。この場面の意図に関しては「ファイターズ打線は強い。一番長打のある右打者に一番のピッチャーを当てようと思った。ただ、基本、最後は横山。勝つためにはこういうパターンもあるというところ。終盤の一番難しい場面を横山に任せることはある」と説明した。これもこのカードの前に温めていた必殺のプランだった。
プロ5年目の八木がプロ初勝利を上げるなど多数のヒーローがいた最高のゲームだった。一方で、その中で先発の毛利は3回5失点と悔しい想いをした。「雨もあったし、マメも出来たみたいだけど、それはあえて言い訳にせず、次は頑張ってもらいたい」と指揮官はあえて奮い立たせるコメントを残した。そして「今日は久々に打ち勝てた。でも、もっともっと打てる選手たち。もっともっと勝てるチーム。もっともっと打って勝っていきたい」と力強く言い残すと踵を返し、監督室に向かった。戦いは明日もある。勝っても喜びに浸かるのは一瞬。すぐに切り替え次に向かうのがペナントレースという長丁場でのメンタルのあり方。サブロー監督は一年間、貫き通した哲学だった。
文 千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原 紀章
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