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ブログ No.17949 について

安房国札三十四ヶ所観音霊場 午歳御開帳

安房国札観音霊場では午歳御開帳が開催されます。

御開帳期間 令和8年3月28日(土)~4月18日(土)
札所数 37(番号付き札所 34 客番・番外札所 3)
開創年 貞永元年 1232年
前回(令和3年)の丑歳御開帳は、コロナ禍で開催中止となったため、12年ぶりの御開帳となります。

安房の国札三十四カ所観音霊場巡礼は、鎌倉時代、悪疫が流行し、飢饉にも襲われるなど、世情が惨憺たる有様だったことに心を痛めた高僧たちが、安房国内に奉安する観世音菩薩にご詠歌を奉納し、厨子の帳を開いて巡り、拝んだことに始まるといわれています。観世音菩薩は、日本では古代より広く信仰の対象となり、観音様として一般に親しまれてきました。観世音は衆生を救うため相手に応じて三十三の姿に変身して救済の手を差し伸べるといわれています。はじめは一部の修験者、修行者が諸国の霊場を巡って信仰を深めるとともに、巡礼そのものが修行でした。室町時代の半ば以降は一般の信者も巡礼を行うようになり、平和が長く続き、街道が整備された江戸時代になると盛んになりました。

巡礼者たちは、笈摺(おいずる)という袖無しの白い羽織、白い脚絆と手甲をつけ、金銅杖に数珠や鈴などを持ち、お経や札所ごとに定められたご詠歌(巡礼歌)を唱いながら巡礼しました。胸には札箱、または紐に通した木札をかけ、この札を霊場に一枚ずつ納めながら巡礼していきました。

ご詠歌とは、霊場の巡礼者や浄土宗信者の歌う、仏や霊場をたたえる歌です。寺ごとの特徴や、祀られた観世音菩薩の功徳を讃えます。各寺ごとに存在するご詠歌を歌いながら、意味を噛みしめ風情を感じるのも、巡礼の楽しみといえるでしょう。

安房の観音霊場の御開帳は五、七年ごとで、丑歳と午歳に開かれます。巡礼は、以前は七、八月の夏季と三、四月の春季の年二回、開帳期間を定めて行われていましたが、近年は春季一回になっています。建てられてから数百年が経過した堂宇、古人の魂が籠った彫刻、太古以来の自然と巨木、修行者たちが眺めたのとほとんど変わらない絶景、都会の喧騒にはない静寂が一体となり、非日常の空間と時間からパワーをもらうことができます。昔ながらの空気を五感で感じる贅沢な「巡礼の旅」を体験してみてはいかがでしょう。

安房観音霊場巡りは、札所の番号順に巡礼するのが基本です。順番通りなら一番の那古寺から打ち始め三十四番の滝本堂で結願となります。

お問い合わせ
安房国札観音霊場会事務局
館山市那古1125 那古寺内
TEL 0470-27-2444

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