ブログ No.16926 について
整体って東洋医学?
時折、「整体は東洋医学?」と言われることがありますが。
いえ、全然違うんですよ…はい。
そうですね、現代医学では無いのはどなたにも理解出来ますし、そうすると「この手のものは東洋医学に含まれるに違いない」と思われるかも知れませんね(東洋医学的?(風)な整体の種類も実際ありますが)
基本的に日本で東洋医学と呼ばれるものは主に「漢方治療」と「鍼灸施術」になるでしょう。
【では東洋医学って?】
簡単に述べますと、
「東洋医学概念、思想(陰陽五行、虚実など)を基に、独自の診断法を用い、それに応じた施術法(治療)を行う」 …となりますが、小難しいでしょうか?
簡単に違いを述べますと、独自の概念、自然観(陰陽、五行(木、火、土、金、水)臓腑(五臓六腑)、虚実、
気血水など)に基づき診断(証を立てると言います)し、それらのバランス(弱まっている部分は補い、過ぎている部分は抜く)を摂る治療(施術)をします。
スミマセン、余計にややこしくなりましたか?
我々は現代医学の方が身近ですから難しいですよね?
また診断法は現代医学は血液検査や画像検査など検査技術が進歩しておりますが、古代に発祥した東洋医学は術者の五感を用いた診断法(脈を診たり、お腹を診たり、舌を診たり等)で先述した「証(しょう)」
を立てます。
現代医学とまるっきり違いますね。
【さてちょっと深堀】
日本では主に「漢方」と『鍼灸』が東洋医学と申し上げましたが、じつは必ずしもそういうわけではないんですよ
(矛盾してますね)
簡単に分類しますと、以下のようになります。
①東洋医学に基づいた漢方治療
② 〃 に基づかない漢方治療
③東洋医学に基づいた鍼灸施術
④ 〃 に基づかない鍼灸施術
【漢方治療】
①は本来の形の漢方治療
これを受けるには漢方専門医の資格を持つ医師か、漢方専門薬局(薬剤師)しかありません。
薬は顆粒状のものや煎じ薬があります。
②はよく内科などで漢方薬(ツムラなど)処方されることがありますよね。
この場合、医師は漢方を特別に勉強しているわけでは無いので、主に症状に対してこの薬、という感じで処方しますね(風邪のひき始めのは〇〇、胃腸の弱りには〇〇という具合です)
ドラッグストアにも漢方薬が市販されていますが、パッケージに『この症状には〇〇』と書かれていますが、このような感じですね。
★比較的、軽く単純な症状でしたら②の方法でも有用かも知れませんが、症状が多数あったり、慢性的な症状でしたら①の方法の方がよろしいかと思います。
しかし残念な事に「漢方専門医」や「漢方専門薬局」って少ないんですよ。
また薬局の場合、結構値段が高いですし(その分、医療機関より薬の種類を多く取り扱っている事が多いです)
医療機関で専門医の医師の場合、大半が健康保険が使用出来るので経済的にはメリットが大きいですし、なんといっても医師の場合ですと、患者さんの身体に直接触れて診断することが出来ます(これが一番の強みですね)。
残念ながら薬剤師さんの資格のみの場合、問診と舌や顔色を診る事しかできないのが残念な点です(薬剤師の資格では身体に直接触れて診ることが出来ないんです)
【鍼灸施術】
③の鍼灸施術は①の漢方のように脈やお腹を診たりして証を立て、それに対しての施術を行います。
日本ではこのタイプの鍼灸を行っている先生はかなり少ないと云われています。
④の鍼灸のタイプが日本では大半と云われているようです。
現代医学的な考えを取り入れて施術を行っていたり、様々な流派があったり、独自に生み出した手法だったり…。
③と④は複雑でどちらが単純によいか?とは比較出来ません。
鍼灸の世界は『十人十色』と云われていますし。
結局、施術者の技量と患者さんの具合によるところが大きいでしょうか。
今回は東洋医学をちょとだけ語ってみましたが、分かりにくかったでしょうか?
スミマセン。
しかしですね、現代医学は重要ですが視点を変えて東洋医学などに目を向けてみるのもよろしいのではないでしょうか?(ちょっと取り入れるだけでもね)
結局、目的はご自身の不調を改善出来ればよろしい訳ですから、使えるものは何でも使ってみるのもあり、だと思いますが。
あ、うちは東洋医学ではありません、念の為。
じゃない方の『整体と気功です』
いえ、全然違うんですよ…はい。
そうですね、現代医学では無いのはどなたにも理解出来ますし、そうすると「この手のものは東洋医学に含まれるに違いない」と思われるかも知れませんね(東洋医学的?(風)な整体の種類も実際ありますが)
基本的に日本で東洋医学と呼ばれるものは主に「漢方治療」と「鍼灸施術」になるでしょう。
【では東洋医学って?】
簡単に述べますと、
「東洋医学概念、思想(陰陽五行、虚実など)を基に、独自の診断法を用い、それに応じた施術法(治療)を行う」 …となりますが、小難しいでしょうか?
簡単に違いを述べますと、独自の概念、自然観(陰陽、五行(木、火、土、金、水)臓腑(五臓六腑)、虚実、
気血水など)に基づき診断(証を立てると言います)し、それらのバランス(弱まっている部分は補い、過ぎている部分は抜く)を摂る治療(施術)をします。
スミマセン、余計にややこしくなりましたか?
我々は現代医学の方が身近ですから難しいですよね?
また診断法は現代医学は血液検査や画像検査など検査技術が進歩しておりますが、古代に発祥した東洋医学は術者の五感を用いた診断法(脈を診たり、お腹を診たり、舌を診たり等)で先述した「証(しょう)」
を立てます。
現代医学とまるっきり違いますね。
【さてちょっと深堀】
日本では主に「漢方」と『鍼灸』が東洋医学と申し上げましたが、じつは必ずしもそういうわけではないんですよ
(矛盾してますね)
簡単に分類しますと、以下のようになります。
①東洋医学に基づいた漢方治療
② 〃 に基づかない漢方治療
③東洋医学に基づいた鍼灸施術
④ 〃 に基づかない鍼灸施術
【漢方治療】
①は本来の形の漢方治療
これを受けるには漢方専門医の資格を持つ医師か、漢方専門薬局(薬剤師)しかありません。
薬は顆粒状のものや煎じ薬があります。
②はよく内科などで漢方薬(ツムラなど)処方されることがありますよね。
この場合、医師は漢方を特別に勉強しているわけでは無いので、主に症状に対してこの薬、という感じで処方しますね(風邪のひき始めのは〇〇、胃腸の弱りには〇〇という具合です)
ドラッグストアにも漢方薬が市販されていますが、パッケージに『この症状には〇〇』と書かれていますが、このような感じですね。
★比較的、軽く単純な症状でしたら②の方法でも有用かも知れませんが、症状が多数あったり、慢性的な症状でしたら①の方法の方がよろしいかと思います。
しかし残念な事に「漢方専門医」や「漢方専門薬局」って少ないんですよ。
また薬局の場合、結構値段が高いですし(その分、医療機関より薬の種類を多く取り扱っている事が多いです)
医療機関で専門医の医師の場合、大半が健康保険が使用出来るので経済的にはメリットが大きいですし、なんといっても医師の場合ですと、患者さんの身体に直接触れて診断することが出来ます(これが一番の強みですね)。
残念ながら薬剤師さんの資格のみの場合、問診と舌や顔色を診る事しかできないのが残念な点です(薬剤師の資格では身体に直接触れて診ることが出来ないんです)
【鍼灸施術】
③の鍼灸施術は①の漢方のように脈やお腹を診たりして証を立て、それに対しての施術を行います。
日本ではこのタイプの鍼灸を行っている先生はかなり少ないと云われています。
④の鍼灸のタイプが日本では大半と云われているようです。
現代医学的な考えを取り入れて施術を行っていたり、様々な流派があったり、独自に生み出した手法だったり…。
③と④は複雑でどちらが単純によいか?とは比較出来ません。
鍼灸の世界は『十人十色』と云われていますし。
結局、施術者の技量と患者さんの具合によるところが大きいでしょうか。
今回は東洋医学をちょとだけ語ってみましたが、分かりにくかったでしょうか?
スミマセン。
しかしですね、現代医学は重要ですが視点を変えて東洋医学などに目を向けてみるのもよろしいのではないでしょうか?(ちょっと取り入れるだけでもね)
結局、目的はご自身の不調を改善出来ればよろしい訳ですから、使えるものは何でも使ってみるのもあり、だと思いますが。
あ、うちは東洋医学ではありません、念の為。
じゃない方の『整体と気功です』