「海の戌」見に来て 干支にちなみイヌザメ、チンアナゴ展示 鴨川シーワールド
鴨川市の鴨川シーワールドは、来年の干支(えと)である「戌(いぬ)」にちなんだ魚を紹介する特別展示「海の戌たち」を開催している。イヌザメ3匹とチンアナゴ27匹をそろえた。1月8日まで観賞できる。
同館が年末年始にかけて行う恒例イベント。今回はトロピカルアイランドに特設会場を設けている。
イヌザメはサンゴ礁に生息する体長約1メートルのサメの仲間。餌を探す姿がイヌを連想させることから、名前が付いたとされる。
チンアナゴはサンゴ礁の砂底に生息する体長約40センチのアナゴの仲間。命名の由来となったのは、顔つきがイヌのチンに似ているからという。
同館は「名前が付いた由来を楽しみつつ、新年への新たな気持ちを持って観察してもらえたら」と呼び掛けている。
顔つきがチンに似ているチンアナゴ