2006年、国の重要無形民俗文化財に指定された千葉県上総地域発祥の深井戸掘り工法「上総掘りの技術」。
その技術保持者である鶴岡正幸先生(三代目井戸掘り職人)のもと、技術保持団体に指定された「上総掘り技術伝承研究会」(事務局・袖ケ浦市郷土博物館)。
重機も燃料も使わず少人数で効率よく掘れるシンプルでエコな技術は、今も世界各地で水を得るため活用されています。
その技術を守るため、ボランティアが昔ながらの掘削技術を学ぶ活動の様子をご紹介します☆彡

数年前から、袖ケ浦市郷土博物館の1階奥にある民俗展示室と市民サロンの間に設置されていたパーテーションを、もっと人目につく目立つ場所へ!とエントランスホールの正面に移動していただきました。
これまでより一層、博物館に入館する皆さんの目に触れやすくなり、より多くの方が上総掘り技術の伝承活動の軌跡を見ることができるようになりました。

写真に写っているのは、主に会の創立時、君津市久留里や椎の森工業団地内の掘削現場での活動の様子や、竹取り~竹ヒゴの加工、竹樋製作の様子など。
なかには十数年前のメンバーの姿が生き生きと写し出されていて、懐かしい&みんな若かった(笑)!
自然豊かな現場で、井戸を掘り汗を流し、技術の伝承に心血を注ぎながら、時には難しい工程に真剣になり、時にはみんなで和やかに笑い合う…そんな場面を記録として残せたことは、会にとっても宝物です☆彡

博物館のエントランスは白を基調としたヨーロピアンな内装で、何やらおごそかな遺跡風というかカテドラル風というか…吹き抜けや天窓から明るい光が差し込む瀟洒な空間に、作業着姿のメンバーの活躍を写した写真が並んでいるのも、なかなかオツです(笑)。
その時、その場所でしか撮れない光景を写真に残すのも大事な活動のひとつ。今後も掘削や道具製作と並行して、上総掘りにまつわるあれこれを記録していきます。

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袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
現在、モーレツにメンバー大募集中!
見学やお問い合わせはetofumiya●r8.dion.ne.jpまで。
※●は@(アットマーク)

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