選手と笑顔で話す井口監督(左端)=19日、石垣

 1軍キャンプ最終日は快晴だった。手締め後の記者会見。メディアからお決まりの質問が飛んだ。「このキャンプのMVPは誰でしょうか?」。井口資仁監督は即答した。「裏方の皆さんです。このキャンプは朝早くから夜遅くまで練習を行った。その環境をしっかりとつくってくれたのは裏方の皆さん。スムーズに練習できる環境をつくってくれて本当に感謝をしています」。チームの隅々まで目を配らせ、選手だけではなくスタッフのことまで考えている指揮官らしい回答だった。

 前里史朗1軍用具担当はキャンプインの1週間ほど前に石垣島入り。選手たちが気持ちよく練習できるようなグラウンド整備を陣頭指揮し、環境をつくり上げてきた。毎朝、午前4時には目を覚まし天候をチェック。雨であれば速やかに室内練習場で打ち込める状態をつくり上げた。毎日、午前7時前にはグラウンドに出て設営を行い、混乱なく練習メニューを消化できる状態をつくり上げていた。無駄な時間をなくし効率的な練習を実践した井口マリーンズにおいて用具担当が果たした役割は大きい。

 「打撃投手の人たちもずっと投げていた。今までで一番投げてくれたのではないかというぐらい投げてくれた。相当、疲労はあったと思う。本当にスタッフ全員がMVP。今度は選手たちがそれに応えないといけない」

 「打ちマクレ」と練習を重ねた野手にボールを投じたのは打撃投手。「投げマクレ」とブルペンで投球練習を行ったボールを受けていたのはブルペン捕手陣。そして疲労が蓄積した選手たちのケアをしたのはトレーナー陣。さらに毎日、密度の濃いトレーニングメニューを作り上げ、選手たちを奮起させていたトレーニング担当の面々。スタッフ全員が「マリーンズを強くさせたい」の想いの下、一丸となったキャンプだった。きょう20日に沖縄本島入り。21日にカープ戦(コザ)、22日にドラゴンズ戦(北谷)とキャンプの成果を見せる舞台となる。生まれ変わった井口マリーンズがいよいよベールを脱ぐ。

(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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