上総掘りによる掘削で、竹ヒゴや金属製のウワガマを接続する際に使われる「ヒゴワ」は、農業用のビニルハウスなどで使われるパイプを、数cm幅でカットしたものです。
正円のヒゴワを、やや四角く成形してストックしておき、竹ヒゴやウワガマにはめる際にカクゲンノウ(角のある金槌)で叩いて、隙間には真竹の皮部分を薄く削ったスベルを打ち込んで、ぴったりとフィットさせます。

鶴岡方式では竹ヒゴの先端を「四つ割り」と「カマ型」に成形し、繋いでいきます。
ヒゴワでしっかり接続しないと、掘削作業中に外れてしまい鉄管が井戸孔内に落下するなどの「事故」が起きてしまいます。
ヒゴ接ぎは、竹の特製を活かした上総掘りの技術のなかでも大きなウエートを占める要素なのです。

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袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
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