2016年の鋸山石切り場視察ツアーの様子

鋸山の房州石切丁場は、江戸時代後期から採石業が営まれ、平成の直前まで二百余年にわたる歴史があります。
その功績は江戸城下の街づくりや横浜港の建設、ひいては石釜などの材料として庶民生活を支えてきました。
同時に重厚な鋸山の景観は奇景として広く今も親しまれているところです。
現地に残る遺構や採石の痕跡の状況は全国に類をみない事例との見解を各地の研究者や学識経験者から多く寄せられ、そのスケールは全国最大級と言われています。

また昨年は鋸山から採取される房州石が千葉県の石として認定されました。
地元富津市では「高い目標として鋸山を世界遺産に!!」というかけ声のもと
地域の誇れる宝として研究、保存維持活動に取り組んでいます。
全国に誇れる最大級の石切場遺跡の今後の可能性を専門家を交え検討しています。

先日は千葉の地層からチバニアンの命名が内定となりました。
近年外国人旅行者も大変増加している鋸山。
同じ千葉県から鋸山を世界に誇れる遺産として発信していきたいと思います。

また翌日には鋸山の石切り場跡をめぐる鋸山ツアーも実施します。
詳細は以下のとおりです。


11月25日(土)13時から
講演内容
13:20〜14:20
「江戸幕府直轄牧“嶺岡牧”は石切り場だった」
NPO法人エコロジーアーキスケープ理事
日暮晃一
14:30〜15:00
紹介「鋸山山麓の小規模な採石跡」
金谷ストーンコミュニティー
西田郁乃
15:00〜15:40
報告「房州石の健康診断ー鈴木家の石塀と塩害ー」
鶴見大学准教授
星野玲子
15:45〜16:30
討論会

11月26日(日)9:00〜12:00
鋸山石切り場視察ツアー

問い合わせ
金谷美術館
電話:0439−69−8111

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