雨や大風など、荒天時は掘削作業をお休みしています。
足場が濡れてしまうと滑りやすくなり、ヒゴグルマを回すのも危険なためです。重くて長い鉄管などを扱うので、事故やケガがないよう、大事をとって基本的に雨天は掘削しません。

夏季など、雷がなりだしたら即、足場から離れます。
鉄製の鉄管(7m)が立ててある主柱(これも7m)に、雷が落ちたら大変!!

もちろん、職業として井戸を掘っていたかつての上総掘り職人は、多少の荒天なら作業をしていましたし、井戸はいったん掘り始めると、休まずに掘り続ける方が効率的で事故も少ないため、特に崩れやすい地層の現場では夜間も交代で、ノンストップで掘削をしたそうです。

上総掘り技術伝承研究会の活動においても同様で、理想は毎日掘ることなのですが、メンバーはボランティアで仕事や家庭、地域の用事があるため、現在は週に1度のみ。
掘削作業の間が空いてしまうと、井戸孔内に粘土がたまってしまい、掘削前のスイコがけが大変です。
通常の週1の活動でも、朝来たらまずネバ(粘土水)をはり、スイコがけを2~3回繰り返してから、掘り鉄管を下ろして掘削が始まります。

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今週末の活動は27日(土)、袖ケ浦市郷土博物館で挽回作業を行います。見学の際は暑さ対策を万全に!


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今週末3月26、27日の活動はお休みです。次回は4月2、3日のいずれかに挽回作業を行う予定です。


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上総掘りチャンネル

袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
現在、モーレツにメンバー大募集中!
見学やお問い合わせはetofumiya●r8.dion.ne.jpまで。
※●は@(アットマーク)

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