退職金を積み立てながら節税できます  税理士もお勧め「小規模企業共済」

小規模企業の経営者の退職金を積み立てる中小企業基盤整備機構(中小機構)の共済制度「小規模企業共済」。本県は2018年度の「モデル都道府県運動」地区に選ばれ、県と同機構関東本部が普及活動に取り組んでいる。協力する税理士・会計士団体、TKC千葉会の共済制度等推進委員会委員長、平鹿邦明氏(48)に制度の利点を聞いた。

TKC千葉会共済制度等推進委員会委員長 平鹿邦明氏(48)

―小規模企業共済とは、どのような制度ですか。

小規模企業共済は経営者の退職金を賄う制度です。中小企業の7割の会社が赤字という現状の中、社長に退職金を出せる会社は少ない。この制度は、退職金を積み立てながら節税もできる、また、仮に事業に失敗した場合も、再チャレンジの資金に充てることができます。加入できるのは従業員数20人以下(商業・サービス業《宿泊業・娯楽業を除く》は5人以下)の個人事業主または会社役員です。

―メリットは。

掛け金は全額所得控除となります。また、受け取り時は、税法上、一括なら「退職所得」扱い、分割なら「公的年金等の雑所得」扱いになるので、かなり節税できます。

―TKCでの加入方法は。

われわれ税理士が、ご案内資料、契約申込書類等を取寄せ、加入資格等を確認した上で、クライアントへ紹介します。 
TKC会員専用のパンフレットや契約書もあり、税理士が、契約申込書記入のための参考資料を作成しお渡ししています。

「本県はモデル都道府県運動中です。」

―課題は。

制度自体が知られていないということ。ただ、本県はモデル都道府県運動中でもあり、TKC千葉会は2018年(4~9月末まで)の目標達成率は全国一位です。今後も全会員で推進していこうと思います。
国の制度で、どんな商品より安心。利用しないのはもったいない。われわれ税理士もほぼ全員入っています。自分自身が入りたいと思うからこそ、お客さまにご案内しています。


〇プロフィール
ひらか・くにあき 1970年8月14日生まれ。酒々井町出身在住。成田高校卒。2007年12月、税理士試験合格。10年4月に都内で税理士事務所開業。11年4月から酒々井町に事務所を移転。TKC千葉会共済制度等推進委員会委員長。同会千葉支部副支部長。

(提供:中小機構)

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