チバニアンの誕生を巡って注目される市原市田淵の地層

 地質年代の一区分に「チバニアン(千葉時代)」と名付けるための申請が国際学会の1次審査を通過し、命名濃厚の見方が広がった昨年11月以降、その根拠となった市原市田淵の地層を訪れた見学者が2万人を突破したことが3月12日、分かった。同日開かれた市文化財審議会で、市教育委員会が明らかにした。

 市教委ふるさと文化課によると、見学者数は11月下旬から現地で配布するリーフレットの残数を基に、概数として算出している。2万人を突破したのは今年2月中旬。その後も見学者が続々と現地入りし、月末時点では2万1523人に上った。

 駐車場に止まった車のナンバープレート調査では、関東を中心に北海道から九州までの地名表示を確認。実際に見学者への居住地の聞き取りなどは行っていないが、全国的な関心の高さをうかがわせる結果となった。

 一方、同審議会では、同課が委員らに地磁気逆転地層保存活用事業についても説明。新年度の取り組みとして「地層一帯の保存活用計画策定の準備や対象地などの公有地化、見学環境の整備を進めていく」との方針を示した。

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