まずは「木更津市郷土博物館 金のすず」へ☆彡

秋晴れの土曜日、袖ケ浦市郷土博物館に集合してからみんなで「木更津市郷土博物館 金のすず」へGO!
太田山公園(別名・恋の森だそうです♡)に到着し、頂上から空へ向かって伸びた「きみさらずタワー」を見上げると、今日も青空の中で日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と弟橘媛(オトタチバナヒメ)夫妻の像が、仲むつまじく向き合っています。高さ28m、まさに木更津の街のシンボルです。

残念ながら金のすず館内は撮影禁止。ちょうど開催されていた特別展「縄文土器を巡る大いなる旅路」を経て、順路に沿って進むと、常設展示の最後に現れるのが「西上総地方の民俗」として紹介されている「上総掘り」です。
ここは国の重要有形民俗文化財である「上総掘りの用具」を中心に展示が充実しているのですが、特筆すべきは戦後、伝統的な上総掘りにモーターなどの動力を取り入れた機械掘りへの変遷が紹介されている点です。

展示スペースに設置されたテレビで、上総掘りのDVD(鶴岡先生が出演し、袖ケ浦市内で井戸1本を掘り上げる行程を記録した35分間の作品)を視聴したのち、いったん袖ケ浦市郷土博物館に戻ってランチタイム。
午後は袖ケ浦市内に点在する現役の自噴井戸を見学に出掛けます!

究極の「指差しヤンキー」?!この井戸、私が掘りました~♪

袖ケ浦市郷土博物館から車で15分程、野里の住宅地や水田のなかには、かつて鶴岡先生一族が掘った上総掘りの自噴井戸が点在しています。

まずは県道165号線沿いにある無人寺・野里不動尊宝泉院へ。

宝泉院境内の井戸

この境内にある自噴井戸は、明治時代後半に先生のお祖父様である鶴岡佳門氏が掘削したもの。掘っている時に水晶片が出てきた、と聞いたのを憶えていると鶴岡先生。袖ケ浦市内の地層から水晶を産出するという記録もないので、昔の人が使っていたものが埋まって、たまたま出てきたのだろうとのこと。

飲用として掘られ、豊富な水量を誇る井戸ですが現在は水草が繁茂し、薄紫色のホテイアオイの花がひっそりと咲いていました。

水量の豊富さに驚愕!I家隣家敷地内の井戸

続いてはそこからほんの数百m離れた住宅地で、以前に井戸掃除を依頼されたI家の隣家の庭先へ。
ここは昭和30年代に先生の鶴岡先生が掘った井戸。現在は水道が引かれ、豊富に自噴しているこの井戸水を使うことはほとんどないそうですが、井戸端にはカラーの葉が生き生きと茂っていました。

井戸掃除でおなじみのI家敷地内井戸

そして井戸掃除以来、久々にI家を訪れてみると…過去2回、井戸掃除を行ってその都度、豊富な水量を取り戻してきた自噴井戸ですが、今日はかなり控えめな水量に減っています。I家の付近は稲作農家が多く、近隣に大きな農業井戸(もちろん機械掘り)があるため、農作業で水を大量に使う時期には個々の家の井戸の水量が減ることがあるのだとか。
ちなみにここを掘ったのは先生のお父様で、昭和30年頃。
現在はスーパーマーケットを経営しているI家ですが、かつては酪農家として乳牛を飼い、その牛乳を冷やすために、季節を問わず一定温度を保っている井戸水がなくてはならないものだったそうです。

さらに田んぼの中を進むと、野里の堰が見えてきました。

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袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
現在、モーレツにメンバー大募集中!
見学やお問い合わせはetofumiya●r8.dion.ne.jpまで。
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