本年度、創設された「千葉日報地域きずな賞」に選ばれました!

2006年、国の重要無形民俗文化財に指定された千葉県上総地域発祥の深井戸掘り工法「上総掘りの技術」。
その技術保持者である鶴岡正幸先生(三代目井戸掘り職人)のもと、技術保持団体に指定された「上総掘り技術伝承研究会」(事務局・袖ケ浦市郷土博物館)。
重機も燃料も使わず少人数で効率よく掘れるシンプルでエコな技術は、今も世界各地で水を得るため活用されています。
その技術を守るため、ボランティアが昔ながらの掘削技術を学ぶ活動の様子をご紹介します☆彡

「伝統文化」分野での功績を認められ、「教育」「福祉」「街づくり」各部門の3団体とともに受賞

3月19日、千葉日報14面に掲載され、発表された「千葉日報地域きずな賞」。千葉日報社で本年度、創設された顕彰制度で「県民の幸福や社会福祉の増進に努める団体、個人の顕著な功績に報いるのが目的」。
贈賞先は、千葉日報社の15支局や本社編集局の記者らが対象を推薦し、2度の委員会を経て社会貢献度、継続性、先見性・独自性、地域密着を基準に決定されました。

そして同日、千葉市中央区で贈賞式が行われ、当会の鶴岡正幸会長と矢野久登副会長が出席しました。

鶴岡会長、展望を語る―――今後は横突き井戸にも挑戦したい!

受賞後のあいさつで鶴岡会長は「上総掘りは、簡単な道具と技術で、世界の水不足の地域で役立てられているのが現状ですが、当会は実際に海外で掘削を行っているわけではありません。どちらかと言うと地域の子どもたちや、実際に井戸を掘ってみたいと考える方たちに少しでも技術を伝えていきたい、そういう団体です。これからは上総掘りだけでなく、釣瓶(つるべ)井戸や横突き井戸など、さまざまな形式の井戸掘りについても、できるだけ指導していきたい」と今後の展望を語りました。

海外の水不足に苦しむ地域で、またかつては別府温泉や新潟の油田の掘削など国内の各地で役立てられてきた伝統技術・上総掘り。
鶴岡会長は袖ケ浦市郷土博物館のオープン当初から30年以上にわたり、地域の子どもたちや一般の方向けに上総掘りの体験学習で指導者を務めてきました。以前は市内の小学校中学年の社会科校外学習の一環として、子どもたちの掘削体験を長年受け入れるなど、上総地域で生まれた伝統技術を多くの皆さんに伝え続ける活動が評価されたことは本当にありがたく、会員一同うれしい限りです。

贈賞式では、まちづくり部門「花と緑で旭を元気にするプロジェクト協議会(旭市)」、教育部門「NPO法人松戸市に夜間中学校をつくる市民の会(松戸市)」、福祉部門「NPO法人セカンドベース(船橋市)」の代表の皆さんとともに受賞の喜びを分かち合い、交流することができました。

いただいた記念の盾は、袖ケ浦市郷土博物館で飾っていただくことになりました。受賞を励みに、これからも上総掘りの技術を学び、伝承していく活動で世界とつながり、地域とともに歩んでいけるよう会員一同、頑張っていきたいと思います!

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袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
現在、モーレツにメンバー大募集中!
見学やお問い合わせはetofumiya●r8.dion.ne.jpまで。
※●は@(アットマーク)

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