属性に応じて観光情報を案内

千葉市美術館などで始まった「おもてなしICT実証」事業=4日

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、ICT(情報通信技術)を活用した外国人観光客向けのおもてなし実証実験が1月4日、浮世絵展を開催中の千葉市美術館でスタートしました。

ICカードに登録した個人属性に応じて作品解説の言語が切り替わるほか、スマートフォンや電子看板とも連携して地域の観光情報をスムーズに提供します。

総務省事業の一環で、国内初の“大規模実験”だそうです。

「千葉・幕張・成田地区」で2年間実施

パスポート情報などを登録し、ICカードに情報を集約する

この実証実験は、一般社団法人「おもてなしICT協議会」が実施します。

対象エリアの「千葉・幕張・成田地区」は、成田国際空港や幕張メッセなどがあり、国内外から多くの観光客が訪れることから実証エリアに選ばれました。

事業期間は2年間です。

同協議会によると、実証実験では旅行代理店などを通じて、千葉を訪れる外国人にICカードや各種クーポンなど計1万セットを配布するそうです。

訪日後、空港近くのホテルや同美術館などに設置された専用の機器で、パスポート情報や食べ物の好みなどをICカードに登録してもらいます。

データは観光施策に活用

ICカードに情報を登録する端末

同美術館はこのICカードを使って入館でき、タブレット端末にかざすと、作品の解説を英語や中国語などで表示できます。

事業に参加する千葉市や成田市のホテルやショッピングセンターには電子看板を設置し、ICカードに登録した言語で近隣の観光案内を行います。

ICカードの利用状況などのデータは集約され、今後の観光施策に活用されるそうです。スマホはアプリで千葉の観光スポットや飲食店の情報を発信します。

高い利便性 期待は大きい

ICカードを端末にかざす熊谷俊人・千葉市長

スタートセレモニーで、同協議会理事長の西宏章慶大教授は「レベルの高いおもてなしを提供し、千葉市のサービス向上の一助になれば」とあいさつをしました。

同美術館でICカードの利用を体験した熊谷俊人・千葉市長は「大変スムーズだった。ICカードに情報が集約されるのは外国人観光客にとって利便性が高いだろう。外国人の好みもデータとして分かり、2020年に向け実証事業への期待は大きい」と話しました。

ICカードを使ったタッチラリーも楽しめる

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