大きくて濃厚 旭の天然カキを召し上がれ 磯ガキ祭りが始まります
千葉県旭市で、天然の岩ガキが獲れることは皆さん知っていますか。
「磯ガキ」と呼ばれるこのカキは旬を迎えていて、飯岡地区の2軒の民宿で、6月1日(土)から8月中旬まで、第24回磯ガキ祭りが開催されます。
第24回磯ガキ祭りが開催されます
千葉県旭市で、天然の岩ガキが獲れることは皆さん知っていますか。
「磯ガキ」と呼ばれるこのカキは旬を迎えていて、飯岡地区の2軒の民宿で、6月1日(土)から8月中旬まで、第24回磯ガキ祭りが開催されるようです。
市内のいいおかユートピアセンターで、5月29日(水)に試食会があったので、一足先にいただいてきました。
磯ガキまつりのメニュー
・生ガキ
・カキフライ
・カキ入り釜飯
・焼きガキ
まずはカキ本来の味わいを堪能できる、生ガキをいただきました。
特筆すべきはこの大きさ。ここまで大きいカキを、今まで私は見たことがありませんでした。人の手のひら程あり、とても一口では食べきれない大きさです。カキってぜいたく品というイメージがありますが、こんなに大きいものを食べられるなんて感激しました。
口に入れると、カキならではのトロリとした食感と、濃厚で豊かなカキの風味が広がります。
ほかにも、サクサクした衣との相性が抜群のカキフライや、カキの出汁が染み込んだ釜飯など、カキの美味しさを贅沢に味わえるメニューばかり。カキ一つ一つがとても大きいので、存分にカキの味わいを堪能できました。
カキと言えば秋から冬にかけて食べられるイメージですが、旭市で取れるカキは、夏に取れる岩ガキに分類されるそうです。
それにしても、カキは三陸や広島などが産地というイメージがありましたが、千葉県で取れるとは驚きました。
大きさの秘密は育った環境に
ところで、なぜ旭市ではこのように大きなカキが育つのでしょうか。その秘密は、恵まれた生育環境にあります。
カキは一般的に海底で育ちますが、旭の海岸には、波の力を弱める消波ブロックが多数設置されていて、そこにカキの稚貝が付着し成長します。水深が2~3mで、海底と比べると水温が高く、カキの餌であるプランクトンが豊富にいます。
このような環境で7~8年かけて育ったカキは、栄養をたっぷり吸収し、大きくて濃厚な味わいに仕上がります。
養殖ではない天然物のカキなので、獲れる量が少なく、ほとんどが旭市近隣で消費されているようです。
なかなか食べられない、大きな天然磯ガキを旭で食べてみませんか。
磯ガキ祭りを開催する民宿では期間中、通常の宿泊料金に1,800円を追加すると、夕食に生ガキと焼きガキが1個ずつ付いてきます。また、生ガキやカキ入り釜飯などがセットになった昼食を、3,900円で提供します。
磯ガキ祭りのくわしい内容は、飯岡宿泊組合(0479‐57‐4248)まで。

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