日本代表の稲葉監督(左)と共に、安田(右)の打撃練習を見つめる井口監督=8日、石垣

 4番サード。10日から始まる紅白戦。ドラフト1位ルーキーの安田尚憲内野手の打順を井口資仁監督がコーチ陣に問うと「4番」と即答された。素材にほれ込み誰もが迷うことなく進言してきた。だから決めた。

 「打順はみんなで決めたけど、即決だった。本人には直接は言っていないけど、反応は楽しみだね。それを聞いて、オドオドするか。ヨッシャと思うか。それは本人の意識次第」。指揮官はニヤリと笑った。

 この日は野球日本代表で監督を務める稲葉篤紀監督が視察に訪れた。見守る打撃ケージ内には安田の姿があった。「見られていることは気になったか?」と質問をされ「プロに入ってから色々な人に見ていただいている。特に気にはならなかった」とケロリと答えた。

 高校離れした新人だ。先輩たちに混じっての練習にも物怖じすることはない。このキャンプでは打つ量は例年になく多いがそれも疲れた顔も見せずにこなす。その打球と飛距離に底知れぬ可能性を感じる。「一人でも多くの選手に日本代表になってほしい。野球観が変わる」。指揮官は安田ら若手選手たちが日本を背負う選手になってほしいと期待する。そのための体をイジメ抜くキャンプ。鍛錬の日々。2月10日の紅白戦。4番サード安田が日本を代表するプロ野球選手となる第一歩を踏む。

(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

関連するキーワード

千葉ロッテマリーンズ チャンネル

「千葉ロッテマリーンズ」の公式チャンネルです。マリーンズ広報担当が最新情報をお届けします。

ランキング

人気のある記事ランキング