頼まれたなら喜んで♡ 2年ぶりの井戸掃除受注

突然ですが、今週末10月30日(日)、依頼を受けた袖ケ浦市野里のIさん宅敷地内にて井戸メンテナンス(掃除)を行います。
2年ぶり、3回目の作業ということで、前回と前々回の写真を紹介します。

最初の井戸掃除は2013年7月3日。
掃除用のヒゴグルマに普段使っている竹ヒゴを巻き付けて現場まで運び、シャフト両側はそれぞれ3本丸太で支えて設置します。
竹ヒゴの先にはブリキの細スイコ。これを、通常の掘削と同様に井戸孔の底へと下ろしていきます。

細スイコを下ろしたばかりの井戸孔。通常時の半分以下の水量になっています。細かい木っ端が浮き沈みしているのは、井戸孔に挿入した竹樋の繊維。
この井戸は約50年前に鶴岡先生が掘削したもので、深さ約50m、シュロ皮を巻いた竹樋を入れて仕上げた自噴井戸。
Iさん宅では今もこの井戸からポンプで地下水を母屋へ引き込み、生活用水として利用しているそうです。

通常の掘削同様、スイコが掘り屑を取り込み、いっぱいになったら竹ヒゴを巻いて地上へ上げ、マドから吐き出します。

貝殻の破片まじりの荒い砂がたくさん出ました。

小さな巻き貝も出てきました!

1時間もしないうちに、水量がみるみる増えてきました。
はじめは濁っていた水が澄んでくると、海のような砂がどっさり溜まっています。

作業はほぼ半日で完了!
冷たくて澄んだ水が、じゃんじゃん自噴してきます。
豊富な水量を取り戻した井戸でペットボトルのお茶を冷やし、おいしくいただきました。

その1年後…再びの受注で2度目の井戸掃除☆彡

2度目の受注は2014年9月5日。
井戸の水量が再び減少したということで、再度ミニヒゴグルマを軽トラに積んでIさん宅へ。
雨模様の井戸掃除作業となりました。

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袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
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