第40回船橋市写真展の、表彰式と入賞作品の解説会が行われました。
今回で40回を迎える船橋市写真展なのですが、今回から年齢制限がなくなり
2歳から88歳まで幅広い年齢層の応募があったそうです。

今回、私が一番興味があったのは
カラー単写真の部で最優秀賞を受賞した最年少参加者。2歳の越川英乃ちゃんの作品「きいちゃん」を
北井一夫先生と中里和人先生が、どういう解説をするのかというところでした。
こちらが「きいちゃん」です!

北井先生は・・・技術、知識は問わない。作者の心が滲み出ているような写真を、いい写真として、この写真展の審査をされているそうです。

北井先生の「きいちゃん」の解説。
「目は脳とは別で、目だけが思考しているという説がありまして、この写真は「あっ!お兄ちゃん!」と思った瞬間シャッターを切った、目が思考して撮った写真。理屈じゃなくて、人の心をつかまえるいい写真です。」
「この子が撮ったほかの写真も見せてもらいましたけど、ほかにもいいのがある。目で見て、目が喜んでるものをパッと撮る。目での認識力が強いのかもしれません。写真家向いてるかもね(笑)」

中里先生の解説。
「後ろの家族の情景がいい!
以前、小学生向けにワークショップを開いたことがあるのですが
1年生から3年生の方が面白い写真を撮る。
4年生になると、いい写真撮ろうとして色気が出てきて
構図とかアングルを気にするようになって
つまらなくなるんです。」

写真の面白さ、難しさを集約したような解説でした。
理屈じゃなくて、いい写真というか、理屈としても
この、お兄ちゃんの顔の切れ方、目の表情。ピースの入り方。背景のボケ味。
家族の位置。風呂上がり。体を拭いてあげているお母さん。
完璧ですね!

それを見ている2歳の女の子の視線を感じれて
楽しい幸せな気持ちになってくる、素晴らしい写真です。

大人になると、いろいろあるんです。
お金のこととか、仕事のこととか
いろいろいろいろで
楽しいことばかり求めてられないですけど
ひたすら楽しいことを求め、生きてることが楽しい
2歳の子供の、ワクワクが伝わってきます。

こちら越川英乃ちゃんの表彰式です。
僕が撮りました。



次の写真は、越川英乃ちゃんのおじいちゃん、徳永秀明先生にいただいた写真で、英乃ちゃんのお母さんが撮った写真です。

後ろに審査員の先生がたも入って、みんな笑顔で、いい写真です。
いい写真撮れる遺伝子というのが、あるのかもしれませんね。

僕も、見た人が楽しい気持ちになるような
幸せな気持ちになるような写真を撮れるように
頑張ります!
というか
頑張らないようにします!
というか
いろんなことを楽しまないとね!
と思いました〜


津乗健太

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写真撮ってます。津乗健太です。日常、目にするなんでもない風景や出来事というものを写真にするのは、とても難しいことなんですが、写真を撮ろうと思ってカメラを持って日常を暮らすと、なんでもない日常が少し楽しいです。そうして撮った写真で千葉のことが発信できればと思ってます。写真見てください。

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