市川と松戸で開催

 市川市と松戸市間で来年度開通予定の東京外かく環状道路(外環道)で、「外環いよいよ千葉へ~写生・絵画コンクール」が3月5日、両市の2会場で開かれた。

 地域の親子ら計610人が参加。197点の応募があり、厳正な審査の結果、最優秀賞に市川市立信篤小2年の中川朋美さん(8)が輝いた。優秀賞には同市立稲荷木小5年の井上琴音さん(11)、松戸市の高橋有希枝さん(45)が選ばれた。27日に表彰式が開かれ、審査員から表彰状が手渡された。

 コンクールは2017年度中に外環道が完成することを地域住民に広く知ってもらおうと国土交通省首都国道事務所、東日本高速道路千葉工事事務所、千葉日報社が主催した。

 外環道の県内区間は市川-松戸両市間で約12・1キロ。環境に配慮した設計で、県内約10キロが地下道路となっており、地上部には植樹帯や歩道、生活道路が整備されている。会場の市川南インターチェンジ(IC)―松戸ICとも高架からトンネルへとつながる構造で、写生場所としては最高。参加者は見晴らしのいいポイントやトンネル内に陣取り、工事車両などを観察しながらスケッチしていった。

「秘密基地みたい」「すごい迫力」

 307人が駆け付けた松戸会場では、子どもたちが普段見学できない工事現場に「秘密基地みたい」「すごい迫力」と声を弾ませた。同市の冨塚陽樹君(8)は「今日しか入れない場所。かっこいい」と開口部から光が差す地下の高速道路の景色を選んだ。

「未来につながる夢の道路」

 303人集まった市川会場でも開始の合図とともに参加者は絶景地点を探した。歩道橋の上が気に入った同市の岡沢梛沙さん(9)は「またこういう場所で絵を描きたい」と笑顔で話した。

 最優秀賞の中川さんの作品はトンネルから道路が伸び、青空が広がる大胆な構図を鮮やかに描いており、「未来につながる夢の道路が白線を基調にダイナミックに表現されている。低学年とは思えない」と絶賛された。

 井上さんは「白と黒の地下空間の奥行き感が工事専用機械と共に見事に描かれている」と高評価を受け、高橋さんは「モノトーンの世界に虹色の通り道を描くことで未来のルートが照らし出されている」と好感が持たれた。

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