チバニアン命名の意義を語る岡田教授=18日、市原市惣社の市民会館

 地球の歴史のうち77万~12万6千年前に命名される見通しの「チバニアン(千葉時代)」に関する講演会が18日、市原市惣社の市民会館で開かれた。国際学会への申請のまとめ役を務めた岡田誠茨城大教授(古地磁気学)が登壇し、命名の根拠となった同市田淵の地層を「千以上ある世界遺産より希少」と位置付けた。

 講演会はチバニアンの誕生に向けてムードを高めようと、県立中央博物館が主催した。会場には約1200人が詰め掛け、これまでの研究成果や申請の裏話に耳を澄ませた。

 岡田教授は「GSSP申請と千葉セクション」と題し、まずは地質年代の境界を代表する国際標準模式地(GSSP)の意味や認定のための条件を解説。命名争いを繰り広げたイタリアの2カ所の地層の特徴を挙げた上で、古地磁気が測定できるといった日本の優位性も紹介した。

 残る3回の審査が全て終わるのは「来年になるのではないか」とみており、正式決定すれば世界で69番目のGSSPに。数ある世界遺産より価値が大きくなるとして「地質学をメジャーに押し上げ、興味を持ってもらえるようになれば」と期待を膨らませた。

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