11月26日の作業日誌から♪ コシタ弁が抜け落ちて井戸孔の底へ?!

好天に恵まれた11月26日は、2週間ぶりの挽回作業とあってブリキの細スイコを井戸孔に下ろし、朝から念入りに浚渫作業を繰り返しました。
スイコの中身がいっぱいになって泥を吐き出す作業を6~7回繰り返したところで吐き出しにくくなってきたため、コシタ弁の様子を確認するためスイコを引き上げることに。
すると、あるべきところにコシタ弁がない!
どうやら緩んで井戸孔の中に落ちてしまったようです。
スイコの中にも見あたらないので、再度コシタ弁を製作することに。

腰に!背中に!きれいな筋肉がついていきます…!

コシタがない状態ではスイコが使えないので、とりあえずハダマワシを下ろしてシュモクをつけて交替で上下させましたが、前回の印から下がっていきません。
孔底で粘る感じがあるので、引き上げるのに力のいる作業が続きます。

掘り屑を逃さないためのコシタ弁を新調→装着!

博物館の荷解き室にて細スイコ用のコシタ弁を製作。
今回は樫(カシ)材を使いますが、以前は欅(ケヤキ)材をよく使いました。
樫の方が粘り気があり硬いのですが、欅の方が木が大きく成長し、割れやすく水に強い。
材にはそれぞれ特長があります。
コシタがブリキ製なので、いつもの鉄管のようにきつく作って力で打ち込む、というわけにいかず、ジャストサイズでそ~っと装着します。

Newコシタ弁の試運転☆彡 ひたすらスイコを上げ下ろす!

午後からさっそく、新しいコシタをつけた細スイコを井戸孔の中に下ろし、泥をさらいました。2本埋まったままのスイコ、どうか年内に上がりますように…!

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袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
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