ランチは森の中のカフェへ…

会長であり3代目井戸職人である鶴岡正幸先生の86歳の誕生日を祝うべく、井戸巡りツアーに出掛けた上総掘り技術伝承研究会メンバー。
ランチは君津市向郷の森の中にある「カフェくるりぱん」へ。
カフェ、ミュージアム、御堂などの集合体でアグリアートをテーマにイベントを開催するなど、さまざまなアクションを起こしている「KURURI BOSCO」。
針葉樹林の奥に、瀟洒でモダンな建物や石窯が見えてきました。

ちょっと予約の時間には早かったので、併設している御堂「一念坊不動院」へ。
不思議な建物の中は、無国籍な自由さでいっぱいな祈りの空間でした。

そしてカフェに並んだ細長い建物「久留里ミュージアム」へ。
地元で有機農業を行う皆さんが丹精した農産物や固定種の種なども販売しています。

ジャンルにとらわれない静かなアート空間。
豊かな自然の只中だからこその、独特の空気感が漂います。

奥では仏師が床に腰を降ろして木を削り出し、今まさに作品を製作中。
写真は、壁に展示されていた手のひらサイズの七福神です。

さて時計の針が正午をまわったので、「カフェくるりぱん」でランチ。
名物のオムライスは残念ながらメニューになかったので、グラタンやパスタを注文。

デザートにチーズケーキを頼み、持参した数字ローソクを装着し、他のお客さんも多かったので「Happy Birthday」の歌は省略しましたが、つつがなく師匠の誕生日を祝うことができました。
オシャレなカフェで過ごしていても、メンバーの会話は井戸のことばかり。

ちなみにお店と駐車場の間に、洋風がっちゃんポンプがありました。
ここは機械で掘られたものだそうですが、軽い力で上下させるだけで豊富な水量を得られる井戸です。
袖ケ浦市郷土博物館の現場にも、かつてのようにこういう手動ポンプがあれば、常にネバミズを絶やさない上総掘りの掘削作業もかなり便利になりますし、見学者の方も気軽に手を洗えるのですが…。数年前に受水槽が壊れて以降、使うたびに井戸の水栓を開けるための道具も運ばねばならず、取水口が低いためにとても不便。
改めて、気軽に自由に水を使えることのありがたさを実感してしまいます。

地元産の食材をふんだんに使った美味しいランチでお腹いっぱいになったところで、午後は再び久留里市街へ向かいます。
井戸巡りレポートその6は、久留里城主・勝真勝(すぐろしんしょう)が建立した真勝寺境内にある横突き井戸を見学します。

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袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
現在、モーレツにメンバー大募集中!
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