関東地方梅雨明けの午後、取材対応は「ハイよろこんで!」

7月28日、通常なら活動日ではないド平日でしたが、鶴岡先生への取材依頼があり、袖ケ浦市郷土博物館の一室をお借りして、南房総市で隔月発行されているフリーペーパー「0470-」のインタビューをお受けしました。

しかし、上総掘りの知識がもともとない方に、「そもそも上総掘りとは?」を説明させていただくとなると、上総地方特有の被圧帯水層はじめ小難しいお話を少々展開しなければなりません。
黒板を使って図解とともに解説し、さわりのさわりだけでも理解していただけた…でしょうか?

これが「0470-」の実物!

どこで入手したのかははっきり憶えていないのですが、なんと当会の広報担当の仕事机の地層の奥深くから、期せずして発見された「0470-」の第27号。昨年5月に発行されていたバックナンバーです。
とにかく「感度の高い」紙媒体だなぁと魅きつけられ、仕事柄、怒濤の小冊子コレクション←断捨離が続く中、しっかと保管してあったのです。
これぞまさしくご縁というもの♪

詳細は9月発行予定の「0470-」誌面にて

鶴岡先生の半生をたどり、その人柄に迫るインタビューは、とても時間内で納まりきれるものではなかったのですが、地元発の情報ツールで取り上げていただくのが何よりもありがたい!ので、記事の完成を楽しみにしたいと思います★彡

テレビ東京の某バラエティ番組で、上総掘り?!

今は7月下旬。何がすごいって、彼らからつい最近電話があり、「富津市内で上総掘りの井戸を番組の企画としてこの8月いっぱいで掘りあげたいのでアドバイスしてほしい」という、激しいむちゃぶりが当会に寄せられました。

上総掘り技術伝承研究会は、伝統的な上総掘りの技術についてこれまでも数え切れない各種団体や個人にアドバイスを行ってきましたが、トラディショナルを守る文化財指定技術保持団体として、井戸を掘る皆さんの駆け込み寺でありたい…という創立以来の趣旨なので、今回もまずはお話をうかがうことに。

詳細はまだまだ未定なのですが、鶴岡方式の簡易型足場(ヒゴグルマがなく丸太の本数が16本→10本)や、通常の地面に垂直に掘る方式ではなく斜面に横突きで掘ってはどうか?など、鶴岡先生からは画期的なアドバイスがありました。
電気も水もない高台の雑木林、いわゆる「山ん中」での掘削を希望されているのと、番組進行的なスケジュール調整、そして何より足場や掘り鉄管、竹ヒゴなどの資材の準備を超特急で実現するとしたら、鍛冶屋さんに大工さん、そして当会メンバーと鶴岡先生もフル巻き込みで応援しないとかなりの難易度が予想されます。

近日中に打合せをさらに進めて、プロジェクトは動き出す模様。
正直、大丈夫なのか?という呆然さ加減と、ちょっとワクワクも交えつつ、プロジェクトの行方を見守っていきたいと思います!(本当に大丈夫か(汗)?)

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   上総掘りチャンネル

週刊ちばにっぽう 2016/04/30-5/6

4月30~5月6日の千葉日報オンライン掲載記事の中から、反響のあった記事、おすすめの記事などをご紹介します。


   千葉日報チャンネル

上総掘りチャンネル

袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
現在、モーレツにメンバー大募集中!
見学やお問い合わせはetofumiya●r8.dion.ne.jpまで。
※●は@(アットマーク)

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