カラフルに色付けされた酉張り子人形。一つ一つ願いを込めて作り上げる=1日、香取市佐原イ

 香取市を代表する郷土玩具「佐原張子(はりこ)」。老舗だるま店「三浦屋」(同市佐原イ)では来年のえと、酉(とり)をかたどった張り子人形作りがピークを迎え、唯一の職人、鎌田芳朗さん(81)と内弟子の大谷未起生さん(44)が作業に追われている。

 工房には、赤いとさかをつけ白や黄色に色付けされたニワトリ人形や、カラフルな土鈴風の置物、オナガドリ人形などが並べられており、鎌田さんは「病や不幸など災いをトリ払う意味と、トリらしく大きく羽ばたき、飛躍の年になればいいとの願いを込めた」。

 県の伝統的工芸品でもある佐原張子は鎌田さんの祖父が明治末期から大正初期にかけて考案。19歳で張り子職人を継いだ鎌田さんは、60年以上にわたって伝統の技を守り抜いてきた。1999年には「餅つきうさぎ」が、年賀切手のデザインとして採用された。

佐原張子って?

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