タンデム自転車にまたがる館山市職員(同市提供)

 全国で唯一、公道での「タンデム自転車(2人乗り)」走行が全面禁止されている千葉県内で、4月から走行可能になることが決まった。県道交法施行細則の一部改正により、タンデム自転車が走行できるようになる。2020年東京五輪・パラリンピックで、選手合宿地の誘致活動を展開する館山市など県南自治体が、県警に走行解禁を求めていた。

 県警交通総務課などによると、タンデム自転車はサドルとペダルが前後に並び、通常の自転車より全長が長い。健常者が前に乗ることで視覚障害者も後部座席で気軽に運転でき、パラリンピックの種目にも採用されている。一方で、小回りが利きにくく横風を受けやすいため、安全面などから県内では公道での走行が認められていなかった。

 昨年2月に東京五輪の事前合宿の下見で県内を訪れたオランダの自転車競技関係者が、タンデム自転車が公道走行できないことを疑問視。同国の意向を踏まえ、合宿誘致を目指す館山市が同年6月に県警へ要望。南房総市や鴨川市、鋸南町、県サイクリング協会なども続き、解禁への機運が高まっていた。

 自治体などからの要望を受けて、県警が見直し作業に着手。県外でこれまで目立った事故が起きていないことなどから、安全は確保できると判断した。県公安委員会が定める県道交法施行細則の一部を改正し、タンデム自転車に関する規定を盛り込んだ。

 館山市は「スポーツ観光の推進にもつながる」と期待。県警は「タンデム自転車の特性を理解して、交通ルールを守って安全運転を」と呼び掛けている。

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