列車内で掛須団長(右)から活性化活動の説明を受ける視察団=いすみ鉄道

 いすみ鉄道(大多喜町)の取り組みを、経営が悪化するJR北海道の経営改善に生かそうと、JR北や道選出の衆院議員ら関係者が視察に訪れた。同鉄道応援団の掛須保之団長らが案内役となり、観光需要を掘り起こして廃止の危機を脱した活動などを伝えた。

 視察に参加したのは、いずれも道選出の衆院議員の荒井聡氏と神谷裕氏、JR北の担当者、国交省職員ら計8人。JR北は乗客減少の影響で厳しい経営が続く。

 視察は、同鉄道の鳥塚亮社長がさまざまなアイデアを実施、ローカル線を全国区の知名度に引き上げた実績を、実際に現地からも学ぶため訪れた。

 大多喜駅で掛須団長らが出迎えると、レストラン列車に使用する昭和時代に製造されたレトロ車両を案内。簡単に設置できる手作りのテーブルの仕掛けや培った接客方法を解説した。その後、アニメ「ムーミン」のキャラクターをあしらった列車に乗り、住民が沿線に花を植える活動や応援団による活性化の取り組みを実例を示しながら歓談。

 荒井氏は「鉄道を地域住民が支えている。いろいろな工夫があり、全国的に見習うべきだろう」と指摘。神谷氏は「(JR北の路線維持を)諦めている人は多く、負のスパイラルに陥っているが、活性化を目指す上でそのヒントはいすみ鉄道にある」と話した。

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