冬は竹ヒゴ製作のシーズン!

上総掘りの掘削に使われる竹ヒゴは、孟宗竹を切り出して縦に割り、節を残して均等に削ってつなげていくことで、数百mまでもの掘削を可能にします。
竹を切り出すのに最もよいといわれるのは秋から冬、水を吸い上げる前の季節です。そのため、年明け前に竹採りを済ませ、今の時期は竹ヒゴ製作にかかりきり…というのが通例なのですが、今年は掘削活動に専念しています。

今年はストックがたんまり

なぜなら!
ストックが袖ケ浦市郷土博物館の倉庫内に、こんなにあるからなのです。
昨年までに削っておいた竹ヒゴがこれだけあれば、1本約7mなので、掘削するスピードを考えても当面は大丈夫。

ただし、竹ヒゴは消耗品で、使っていなくても乾燥して劣化が進むため、あまり古くなると使えません。

来年の秋には、また竹採りに行かなくてはなりませんが、削っておいた竹ヒゴは池など水中に浸けておくことで劣化を防ぐことができます。
竹林の荒廃が問題化されるなか、性の良い竹を探すのも近年は難しくなっています。
せっかく切り出した竹は、大切に使い切らなくてはなりません。

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週刊ちばにっぽう 2016/05/21-5/27

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袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
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