市川市と松戸市間で来年度開通予定の東京外かく環状道路(外環道)で、「外環いよいよ千葉へ~写生・絵画コンクール」が3月5日、両市の2会場で開かれた。

 地域の親子ら計610人が参加。最優秀賞に市川市立信篤小2年の中川朋美さん(8)が輝いた。市川南ICで27日に表彰式が開かれ、いずれも画家の百田稔審査員長や前嶋実審査員など関係者約40人が出席。受賞者を祝った。

 式典で、千葉日報社の三浦健東京支社長が「作品から好奇心いっぱいの『まなざし』と素直な心で感じた『思い』が、しっかりと伝わってきた。今後展示される皆さんの作品を見た多くの人が、新たに作られる道路の大切さを思い、考えてくれると思う」と主催者を代表してあいさつ。百田審査員長らが受賞者に表彰状を手渡した。

 最優秀賞の中川朋美さん(8)は景観の良さから歩道橋の上を写生場所に選んだ。「車を描くのが難しかった。受賞はすごくうれしい」と笑顔で話した。

 優秀賞の井上琴音さん(11)は受賞の一報に「飛び上がるほど喜んだ」と声を弾ませ、「トンネル内に開口部から差す光がとてもきれいで、うまく描けた」と振り返った。

 同賞の高橋有希枝さん(45)も「トンネルが幻想的だった。道路を虹色で塗り、未来につながるイメージにした」と晴れやかな表情で話した。

審査委員長 総評  百田 稔氏

 この度の『~外環いよいよ千葉へ~写生・絵画コンクール』へ多数のご参加、ご応募を頂きありがとうございました。写生会当日の3月5日は、好天とはいえ未だ寒さの残る日曜日でしたが、会場は多くのチビッコ画伯とご父兄たちの熱気で満たされていました。

 永く続けられてきた外環道の千葉県区間の開通までいよいよあと1年となりました。これまで建設工事の進展を見守ってきた市川市と松戸市の地元の皆さんも、道路が開通すれば二度と見ることができないであろう建設現場に入構し、貴重な体験をされたことと思います。

 写生会終了後、日を改めてを受付けた絵画コンクールには、当日の工事現場での様々な感動や、外環道の未来や夢を絵で表現した作品を多数出品して頂きました。応募作品を拝見しますと、建設中の外環道の様子や、工事に関わる大型重機などを描いた力強い作品や、完成後の外環道の役割や未来のハイウエイをイメージしたものなど楽しい夢にあふれた作品が多く、審査に当たった私にも写生会での熱気や外環道に対する期待がひしひしと伝わって来るようでした。

 今回ご縁があり審査を担当させて頂きましたが、市川市に永く暮らしています私も外環の完成、開通を心待ちにしている一人です。この絵画コンクールが、地元と外環道との絆づくりの力になれば幸いです。

副委員長 前嶋 実氏

 「外環いよいよ千葉へ」首都圏を環状で繋ぐ夢の道路が近々千葉へ繋がります。

 未来の道を先取り体験できる、記念すべき写生会に参加されて、すばらしい体験と感動を味わったことと思います。

 身近なところで最先端の機械や技術により、壮大なスケールの未来への工事が現場で働く多くの人々の努力と汗により着々と進行しています。

 皆さんの作品には、その臨場感に溢れる感動が生き生きと表現されており共感いたしました。特に外環道の未来性を予見させる斬新なアイデア、夢のある楽しい作品など、現場の感動がそれぞれの思いで描出され、特筆されるコンクールとなりました。

 選ばれた作品は、いづれも個性的で豊かな感性を示すすばらしい作品であり発達段階及びテーマ性を考慮の上審査いたしました。次代を担う子どもたちの工事現場での感動の大きさを如実に示す作品に魅了させられた次第です。

 50年後100年後の展望に立った都市計画の根幹をなす道路工事が多様な困難を乗り越えて進行している姿に接し再認識いたすとともに、未来を育てる主催者の企画に対し敬意を表します。

 末筆で恐縮ですが本コンクールの趣旨に賛同され親子で参加下さいました多くの皆様にも敬意を表します。

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