(写真左から)「房総いいね!スタンプラリー」小川副委員長、「船橋経済新聞」山﨑編集長、住みます芸人「もぐもぐピーナッツ」(ばっしー&うっほ菅原)、「千葉経済新聞」坂本編集長、司会の「ちばとぴ!」荒牧編集長

年の瀬も押し迫った12月某日…。千葉県内のメディア運営者らが集まり、2018年を振り返る年末恒例の「ちばとぴ!座談会」が開催されました。場所は前年に続き、そごう千葉店JUNNUのコワーキングスペース「コトコト」をお借りしました。

参加者は、
・千葉市のニュースサイト「千葉経済新聞」の坂本純子編集長
・千葉県住みます芸人「もぐもぐピーナッツ」(うっほ菅原&ばっしー)
・「房総いいね!スタンプラリー実行委員会」の小川篤子副委員長
・船橋市のニュースサイト「MyFunaねっと」&「船橋経済新聞」の山﨑健太朗編集長
の計5人。

司会として、県内60のメディア・団体・個人が情報発信する「ちばとぴ!ニュース」と、お店や企業などの情報が集まる地域情報サイト「ちばとぴ!タウン」を運営する荒牧航編集長が入りました。

司会:では、早速、皆さんの2018年三大ニュースを発表してもらいましょう。

ピーナッツを超える「Qナッツ」爆誕!

「千葉経済新聞」の坂本編集長

坂本さん:千葉経済新聞の1位は、待望のイチゴの新品種「チーバベリー」と、落花生「Qナッツ」が発売されたことです。長い苦労があり、ようやく市場に出せたのが今年だった。名付けるところにも県民が参加しており、千葉の目玉になるんじゃないかと。

小川さん:Qナッツ食べました。味が濃くておいしかった。

司会:「Q」ってなんですか?

坂本さん:(アルファベットで)「P」の次が「Q」ってことで、「ピー」ナッツを超えるという意味で「Q」ナッツ。値段はちょっと高めに設定されています。さやが白っぽくてきれいということもあり、「クイーン」という意味も(Qには)かかっているそうです。千葉駅で大々的にお披露目もされました。森田健作知事もいらっしゃって、来場者に試食を勧めていました。

司会:この流れで、「もぐもぐピーナッツ」さんの1位に行きましょう。

もぐピー結成! いきなり謝罪…

千葉県住みます芸人「もぐもぐピーナッツ」のばっしーさん(写真左)とうっほ菅原さん

うっほさん:今年、うっほ菅原とばっしーの2人で、千葉県住みます芸人として新たなコンビ「もぐもぐピーナッツ」を結成したことが1位です。

坂本さん:「もぐもぐQナッツ」じゃないんですね。

うっほさん:「P」ナッツに下がっちゃいました(笑)。うっほが山形出身、ばっしーが福岡出身ということで、今年4月の結成当初は「明太子チェリー」というコンビ名で発表したんですが、1カ月もしないうちに事務所の社員さんに「千葉県住みます芸人なのに『明太子チェリー』って。売れる気はあるのか!」と指摘され、すぐさま変えることに。くじ引きで「もぐもぐピーナッツ」に決まりました。「明太子チェリー」結成を記事にしてもらった手前、「ちばとぴ編集部」に謝罪しまして、土下座写真をスタジオで撮影して提供し、また記事にしてもらいました(笑)。

ばっしーさん:よいネタです。

坂本さん:(座談会会場の施設名である)「コトコト」もそうですが、「もぐもぐ」とか同じ音を2回繰り返すのは心に残るらしいですよ。

ばっしーさん:濁音も良いって言いますよね。

坂本さん:「ぱぴぷぺぽ」の音はすごく印象に残って、長く続く商品名や会社が多いそうなんです。だから、「ピーナッツ」も良いです。

うっほさん:すごいほめられた!

司会:良い占い師に会ったみたいになってますね(笑)。続いては、「房総いいね!スタンプラリー」の1位を。小川さん、よろしくお願いします。

224店舗参加し大展開!

「房総いいね!スタンプラリー」実行委の小川副委員長

小川さん:はい。5年前に「房総コラボキャンペーン」というスタンプラリーが始まり、それが毎年規模が大きくなり、今年は「房総いいね!スタンプラリー」という名前に変更して224店舗が参加して開催しました。地図で言えば、チーバくんの首から下の、内房から外房まで全エリアの店舗が参加しました。

一同:すごい!

小川さん:このキャンペーンが10月に始まる前から、参加店舗の大交流会をあちこちでやりました。こういったプレイベントで、参加店舗同士が仲良くなり、協力するようになり、本番の10月7日〜11月25日の50日間は、今度はお客様たちにPRして、スタンプを3つ集めましょうと呼びかけました。

*編注=「房総いいね!キャンペーン」は、3つのお店のスタンプが集まると、全参加店から賞品が当たるキャンペーンに応募できる内容だった。

司会:秋のイベントなのに、夏またぎでイベントが続いていて、それを皆さんがフェイスブックで発信していたから、半年ぐらいのイベントに思えましたね。瞬間風速的ではないところが印象的でした。

坂本さん:勉強させてもらいたいですね。イベントって1回のために準備して、1回の開催で「はい解散」となって、何も残らず力尽きてしまう場合も多いですから。

小川さん:(イベント後も)つながりが続いていて、おせんべい屋さんとノリ屋さんが一緒に商品を作ったり、農家さんの野菜をつかったピザができたり、私も「はなよめ学校」という講座をやっていますが、先生たちはすべてこの取り組みで知り合った人たち。11月で今年のスタンプラリーは終わりましたが、参加店舗同士の交流は今も続いています。

司会:ありがとうございます。では、最後に「MyFunaねっと」&「船橋経済新聞」の1位をお願いします。

船橋・勝浦舞台の映画「きらきら眼鏡」

「MyFunaねっと」「船橋経済新聞」の山﨑編集長

山﨑さん:船橋経済新聞の1位は、船橋市出身・在住のベストセラー作家、森沢明夫さんの小説「きらきら眼鏡」が映画化されたことです。

船橋と勝浦を舞台に撮った映画で、映画化にあたり、船橋市民の間で実行委が立ち上がり、すごい規模でボランティアが延べ何千人と集まり、炊き出ししたり、市民公募のエキストラオーディションも実施したりして。

「ららぽーとTOKYO-BAY」での先行上映では各回満席でしたが、みんな、自分の知り合いを見つけたり、「あそこで撮ってるじゃん」「あの看板が出ている」とか(撮影場所を)見つけたりして。僕も1回目の鑑賞では、知り合いがどこに出てるか気になっちゃって。10枚チケットを買って、4回も見ました。残りのチケットは友達とかに「見た方が良いよ」と配って。この映画を多くの人に見てもらいたかった。

司会:撮影は2017年でしたっけ?

山﨑さん:昨年の夏に終わったのかな。

司会:そして「ららぽーと」での先行上映を実現させようというプロジェクトも立ち上がって、こちらもロングスパンで盛り上がりましたね。

山﨑さん:長かったですね。映画では勝浦のシーンもあって、船橋のまちづくりをしている人たちと、勝浦のまちづくりをしている人たちが、映画の関係でコラボして飲み会やったりしていて。

司会:まちの観光を活性化させた作品と地域に贈る「第9回ロケーションジャパン大賞」にも(「きらきら眼鏡」が)ノミネートされました。池脇千鶴さんや安藤政信さんらビッグネームも出演していたので、地元メディアだけでなく、広く記事になりましたね。千葉日報でも、先行上映でラッピング新聞を制作して配ったりしました。

では、2位に進みましょう。ちょうど勝浦ネタがつながります。

廃校をシェアキャンパスに 勝浦に「清海学園」

旧清海小を活用して誕生した「勝浦シェアキャンパス清海学園」=勝浦市

坂本さん:2位は「シェアキャンパス清海学園開校!県内廃校利用に活気」です。正式オープンは今年3月。廃校になった2016年時点でお話をいただきまして、見に行って、直すところも多く内装に1年かかり、やっと今年3月オープンしました。

*編注=清海学園は、坂本さんが社長を務める「パクチー」社が運営する。

坂本さん:子供だけでなくお年寄りまで住民が集い、学べるようにシェアキャンパスと名付けました。勝浦の鵜原海岸から徒歩1分のところで、かつて清海村だったので清海小学校。(同小廃校後、活用するにあたっても)その名前を残したかった。

司会:建物は市の所有なんですか?

坂本さん:うちは建物と校庭と体育館を(勝浦市から)借りている形になっています。清海学園は2016年の廃校後すぐに(活用に)入りましたが、学校は毎日風通しが良かったものが、一回閉めるとものすごいスピードで朽ちていくんです。廃校活用を進めたい千葉県に声を掛けられ、10カ所ぐらい見にいきましたが、閉じて長いところはマスクをして入らないと見られないぐらい。すぐに手を打たないといけません。

清海学園は職員室をコワーキングスペースにし、教室は個別のシェアオフィスにして2万円から借りられます。別の教室はテレビ会議システムも入れました。来年度は、もっと地域の方と組んで、盆踊り大会をやったり、子どもたちなど住民が集まれるスペースを作りたいと考えています。よその廃校では宿泊できたり、お風呂を作ったりしていますが、かなり投資が必要。勝浦は少しずつ進めましょう、となっています。

ロンブー淳さんが「運動会」

司会:ロンドンブーツの田村淳さんも、清海学園を訪問していましたよね。あれはどういう展開ですか?

坂本さん:淳さんは、テレビ以外の取り組みとして「大人の運動会」というのをされていて、以前ドローン空撮で関わった関係で、「勝浦を見にきてください」と声をかけたら来てくださった。そして「地方創生って何」みたいな議論になって、「海があり、緑があり、景色がよくて食事もおいしい。どこにでもあるよね」「勝浦には何があるのというのを突き詰めていかないとダメだよ」と淳さんに厳しく言われました。一方で「自分にできることは勝浦で運動会をやること。協力しますよ」と提案してくれて、「大人の運動会」が2年続けて(清海学園で)開催され、多くの人が参加してくれました。

うっほさん:(清海学園の活用として)校庭でキャンプの仕方を教えるとかもできますよね。

司会:ドローンで撮った鵜原海岸の動画がすごいきれいですよ。ネットで見てみてください。

坂本さん:ぜひ来てください。でも、勝浦だけよりも、千葉県のみんなで組んでいった方が(観光は)良いと思います。

山﨑さん:高速道路を下りてからが千葉県の本領発揮ですよね。銚子とかすごい良いじゃないですか。でも、高速下りてから1時間かかりますからね。

坂本さん:それが良いと思う人と、道が分からないと思う人と。

山﨑さん:(千葉の観光地は)柔道で例えると「有効」「技あり」ぐらいですよね。ディズニーランドだったら、それだけで「一本」じゃないですか。いつも街づくりやっていて思うのが、「一本」取れるものがなくて。

坂本さん:でも、「一本」取れる観光地って、今から作るのはすごく難しい。組んでいく、広げていく、つながっていくことが千葉は大事かなと。(地理的に千葉県は)袋小路なので「千葉に来る」って思ってもらわないと来てもらえないので。

山﨑さん:来る動機が観光だけだと、他の観光地に負けますよね。ただ、空港があるので、最初の旅の発信地として千葉に良いものがあれば、千葉で観光した後に京都などに行ってもらえれば。

うっほさん:千葉はチャンスありますよね。

坂本さん:せっかく飛行機が降り立っているのに、もったいないですよね。

山﨑さん:LCCもあるし、若い旅行者がいるんですよね。空港行くと、多くの人が寝ていたりするので、もったいない。

司会:千葉の魅力をうまく伝えられるガイドが必要ですよね。あるいは(1カ所では「一本」が取れない千葉県の)探検を楽しんでもらうか。今年のニュースで「いすみ鉄道」の社長交代がありましたが、前社長は「何もないがある」をキャッチフレーズに掲げていました。「何もないがある」が良いところなのか、「何もないがある」だけでは限界があるよね、というお話なのか。

坂本さん:ちょっとでも関心を持ってもらえば「すごいね」と言ってもらえるかもしれないですが、関心を持ってもらうまでが苦しいところ。

山﨑さん:観光地って、目的地の写真を撮ると満足してしまうんですよね。でも、人のつながりって、房総いいね!スタンプラリーもそうですが、スルメみたいに噛めば噛むほど味が出るじゃないですか。「人のつながり」っていうのがテーマな気がしますね。

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