スケールの大きな写真 <市川真間 5月27日>
写真を撮っております津乗健太です。
1か月ほど前にテレビが壊れました。突然、電源が落ちたのです。
録画していた星野道夫さんの息子さんが、アラスカを旅する番組を見ていた時でした。
忖度だ、セクハラだ、パワハラだと・・・テレビを点ける気も失せるような番組が多い中、素晴らしい番組だと感動している時に電源が落ち、点かなくなってしまいました。
生命の営み・・・とか、悠久・・・とか
都会で暮らしていると感じることのできない。
アラスカ、カリブー、シロクマ、クジラ・・・
私も、そんなスケールの大きな写真が撮りたいなと・・・
イマイチ生命感のない真間川を眺めていると、流れ込みに集まる鯉の群れがいました。
川に落ちたボールを、すくおうと長い柄の網で頑張っている人がいましたが、とどきそうもないので、あきらめていました。
もうちょっと流れたところの橋の上から、すくえるかもしれませんよと教えてあげればよかったと後悔しながら・・・
この空も、アラスカまで続いているのかなと空を見上げると・・・
電線に、カラスがとまっていました。
地面を見ると、蟻がダンゴムシの死体を運んでいました。
今のことしか考えない
自分のことしか考えない
って恥ずかしいことなんだと
思いながら生きていかないといけないと思いました。
津乗健太
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写真撮ってます。津乗健太です。日常、目にするなんでもない風景や出来事というものを写真にするのは、とても難しいことなんですが、写真を撮ろうと思ってカメラを持って日常を暮らすと、なんでもない日常が少し楽しいです。そうして撮った写真で千葉のことが発信できればと思ってます。写真見てください。
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