本堂前には巨大なゾウの石像があり、足をなでると願い事がかなうという=長南町

 房総半島を横断する国道409号沿いにある長南町の長福寿寺。798(延暦17)年創建の古刹(こさつ)で、紅花の名所として知られている。

 本堂の前には、高さ3・8メートルの巨大なゾウの石像「吉ゾウくん」と「結愛(ゆめ)ちゃん」がそびえ立つ。ゾウは古来から仏様の使いとされ、願い事をかなえてくれるといわれている。

 2体の石像は2011年に「降臨」。家庭円満や長寿、病気治癒といったご利益があるといい、第56世住職の今井長秀さん(49)は「ゾウの足全てをなでながら、願い事を3回お唱えすると願いがかないます」と説明する。

 「金運増大」の寺院としてテレビ番組で紹介されたこともあり、吉ゾウくんがやって来る前は年間3千人ほどだった参拝客は約15万人にまで増えているという。今井住職は「生きている人を幸せにするのが寺院、仏教の使命。みなさんに笑顔になってほしいです」。

約7万本の紅花は6月中旬に見頃を迎える

 毎年1月には、今井住職の呼び掛けで始まった「パワースポットめぐり」を開催。町内の寺院や名所約15カ所を紹介する取り組みで、今井住職は「ご利益や願い事に合わせて町内のパワースポットを訪れてもらいたい」と話している。

 6月になると長福寿寺は、鮮やかなオレンジ色の紅花で彩られる。

(茂原支局 小野洋)

    ◇

 ゴールデンウイーク(GW)を皮切りに本格的な行楽シーズンを迎えた房総半島の「パワースポット」を紹介する。

◇メモ 長福寿寺では6日まで「第8回金運増大祈願祭」を開催中(午前9時~午後4時)。境内や寺周辺では約7万本の紅花が栽培されており、毎年6月中旬に見頃を迎える。圏央道の茂原長南インターチェンジから車で約5分。小湊バスの愛宕町バス停下車。

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