やっと主柱にハネギ2本を取り付け!しかしその前に…(;´Д`)

16本のヒノキ丸太を組み上げ、上総掘り・鶴岡方式の足場やぐらの基礎を建て終えた上総掘り技術伝承研究会。
しかし…前回、鶴岡先生が留守の間に組んだ後ろ筋交いの位置が、ヤヴァイことになっておりました…。

写真は正しく組んだあとのもの。
もうハネギも取り付けたあとの画像です。
先週の作業で、なんと主柱の後ろ側に筋交い2本をクロスさせて取り付けてしまい、そのままではハネギを取り付けられない、そして仮に強引に取り付けたとしても掘削作業のたびにハネギと筋交いがぶつかってしまう!というわけで、後ろ筋交い2本の取り付け作業をやり直すことに。

そんなわけで、午前中は筋交いのつけ替えで終わってしまいました。
ハネギに取りかかるのは午後からとなり、少人数での作業には限界がある…とりあえず天空の大仕事・ハネギを取り付けて、長いハシゴを借りなければならない超高所作業はこれで完了!となり、この日の作業を終えました。

取り付けてしまうと、地上7mの高さにあるので細かい部分はよく見えません。
望遠レンズでパーツをご紹介しましょう。

ハネギをよ~く見てみよう☆彡

まずは親方の右手、西側の端のアップです。
ロープで2本の孟宗竹をしっかり結束してあります。
掘削時は、このハネギを2本の弓のようにしならせるので、少し余裕を持たせてぶつからないようにしています。
掘削のたびに大きな力がかかる部分な上、簡単に手直しできない位置にあるので、きちんと作っておかないとあとが大変です。

こちらは親方の左手、東側の端。
どんぐりの木の枝が成長して、ハネギに届いてしまいました。
これから秋になると、掘削している頭上からどんぐりがたくさん降ってきます(笑)。

下のハネギのセンターに、ロープとヒゴクルリ(ロープがねじれないよう、くるくる回る金具)がついていて、この真下に井戸孔が位置しています。
このロープの先にシュモクをつければ、約30㎏の掘り鉄管を降ろしてもハネギのバネの力で楽に上下させることができます。
つまりハネギのおかげで、上総掘りの掘削は小さな子どもや女性でも簡単に体験できるのです。

いよいよ、残るはヒゴグルマの取り付け作業です。
足場の向こうに見えるブルーシートの中に、折り畳んだヒゴグルマを収納してあります。

ブルーシートから突き出ている鉄棒は、ヒゴグルマのシャフト部分。
これを足場の中央に差し入れ、上横丸太にシャフトを乗せるのはかなりの力仕事ですが、次回こそ決行したいものです!
頑張れ、上総掘り技術伝承研究会!!!

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