県民の皆さま、投票ありがとうございました!!

2006年、国の重要無形民俗文化財に指定された千葉県上総地域発祥の深井戸掘り工法「上総掘りの技術」。
その技術保持者である鶴岡正幸先生(三代目井戸掘り職人)のもと、技術保持団体に指定された「上総掘り技術伝承研究会」(事務局・袖ケ浦市郷土博物館)。
重機も燃料も使わず少人数で効率よく掘れるシンプルでエコな技術は、今も世界各地で水を得るため活用されています。
その技術を守るため、ボランティアが昔ながらの掘削技術を学ぶ活動の様子をご紹介します☆彡

千葉県では、昨年10月20日から12月15日まで「ちば文化資産」の候補を募集し、応募総数649件の中から211件を候補として決定。
今年4月6日から6月18日まで、インターネットによる県民投票が行われ、投票総数は6,754票でした。
その投票結果と、ちば文化資産選考委員会の意見などを踏まえて、111件が選定されました。
111件の一覧の中で、「上総掘りの技術」は97番目に掲載されています。
今月20日まで、県庁1階通路に関連写真も展示され、五輪・パラ啓発行事でもPRされるそうです。観光客向けには現地を巡るスタンプラリーを検討中だとか。

ところで「ちば文化資産」って何?

「ちば文化資産」は、県内の文化資産のうち、県民参加により選定した、多様で豊かなちば文化の魅力を特徴づけるモノやコトとします。伝統的なものに限定せず、現代建築や景観等、千葉県の文化的魅力を発信するモノやコトを含みます。
ちなみに、投票が多かったのは「銚子はね太鼓(銚子市)」、「利根運河(野田市、柏市及び流山市)」、「手賀沼花火大会(柏市及び我孫子市)」、「白浜海女まつり(南房総市)」、「上総十二社まつり(いすみ市及び一宮町)」などだそうです。
なかには「竹岡式ラーメン(富津市)」や、「クジラのタレ(安房地域)」など食べものも!

上総掘りの技術が、五輪・パラのPRイベントに絡むのは、物理的に考えにくいかもしれません。それでも「千葉に上総掘りあり!」と胸を張って伝承活動を続けていけるよう、111件の中に名を連ねさせていただけたことは、やっぱり幸せなことなのです。
今後も、袖ケ浦市郷土博物館を拠点にした掘削活動が続いていきますが、JICAはじめ海外の皆さんとの交流も増えていってくれることを祈りつつ、1cm1cmを着実に掘り続けていきたいものです。

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上総掘りチャンネル

袖ケ浦市郷土博物館に拠点を置き、国指定の重要無形民俗文化財に指定された「上総掘りの技術」の技術保持団体である「上総掘り技術伝承研究会」と、技術保持者である3代目・井戸掘り職人の鶴岡正幸がお送りする、上総掘りのお知らせチャンネルです。
千葉県の上総地方で誕生した伝統的な手掘りの深井戸掘り工法「上総掘り(かずさぼり)」。少人数の人力だけで、重機や電力を使わずに数百mの深さまで井戸を掘ることができるこの技術で、かつて新潟の油田や別府温泉なども掘られました。
現在では水不足に苦しむアジアやアフリカ諸国で、上総掘りの技術を活用した支援や国際交流を行う事例が増えています。
当会でも年に2回、JICAつくばセンターから海外の土木・治水系省庁の職員らを対象に、上総掘りの掘削体験と見学ツアーを受け入れています。
現在、モーレツにメンバー大募集中!
見学やお問い合わせはetofumiya●r8.dion.ne.jpまで。
※●は@(アットマーク)

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